2023年9月8日から始まったラグビーワールドカップフランス大会で、日本代表の主将を務める姫野和樹選手。
2019年のW杯日本大会では、代名詞のジャッカルで日本の窮地を救ってベスト8に貢献し、スター選手の仲間入りをしました。
そんな姫野選手のジャッカルは現在も健在なのでしょうか。
この記事では姫野選手の選手としての経歴や前回W杯後の活躍を紹介し、ジャッカルは現在も健在なのか探っていきます。
姫野選手の現在(いま)を知ることで、よりW杯フランス大会を楽しむことができるでしょう。
- 姫野和樹選手のプロフィール
- ケガとの戦い
- ラグビーW杯日本大会後の活躍
- ジャッカルは現在も健在
姫野和樹選手のアマチュア時代から現在までの軌跡
- 姫野和樹選手のプロフィール
- ラグビーを始めたのは中学1年生
- 高校の時にジュニアジャパンに選出される
- 帝京大学時代に大きなケガを負う
- トヨタヴェルブリッツ加入後、すぐにキャプテンに指名。そして日本代表へ
- ラグビーW杯2019日本大会での活躍!ジャッカルと言えば姫野和樹選手
- W杯日本大会後から現在まで
姫野和樹選手のプロフィール
生年月日 | 1994年7月27日 |
出身 | 愛知県名古屋市 |
身長/体重 | 187㎝/108kg |
ポジション |
ナンバーエイト |
学歴 | 御田中学校→春日丘高校→帝京大学 |
所属チーム | トヨタヴェルブリッツ(2017年に加入) |
日本代表キャップ (出場試合数) |
29(2023年9月6日現在) |
ラグビーを始めたのは中学1年生
姫野選手は名古屋市立御田中学校に入学後、ラグビーを始めました。
1年生の時にラグビー部の顧問から誘われて入部。
1年生ながら力が抜きん出ていて、練習ではチームメイトに怪我を負わせないように顧問から本気禁止を言い渡されていました。
ただ、ラグビー部は部員が少なく、3年生の最後の大会では他の部活の生徒も出場するほどで、結果は県大会ベスト8でした。
高校の時にジュニアジャパンに選出される
高校は春日丘高校に進学(当時のポジションはロック)。
愛知県内ではラグビーの強豪校でしたが、花園に出場したことはありませんでした。
しかし、姫野選手が高校1年生の時に花園に初出場し、2年の時にも2年連続で出場を果たしたのです。
高校卒業前には、高校日本代表ではなく、大学生や社会人の選手たちと共に『ジュニアジャパン』に選出されています。
この時のジュニアジャパンには、W杯フランス大会にも出場する松田力也選手も同じく高校3年生で選出。
姫野選手、松田選手は高校時代から日本を背負って立つ存在として期待を集めていました。
帝京大学時代に大きなケガを負う
入学前年までに大学選手権4連覇を達成していた帝京大学に進学します。
1年の夏に日本代表候補に選ばれるも、合宿先で左足甲を骨折する大けがに見舞われました。
下級生のころはリハビリ・トレーニングに専念。
この時に姫野選手の精神力が鍛えられたようです。
全国から精鋭が集結した帝京大学において、公式戦に出られない上級生たち。
その上級生たちが腐ることなく、チームのために毎日トレーニングを続ける姿を見て、ラグビーや自分自身への向き合い方を考えるきっかけになったのです。
ケガから復帰後の3・4年生時代には大学選手権7・8連覇に貢献しています。
トヨタヴェルブリッツ加入後、すぐにキャプテンに指名。そして日本代表へ
2017年トヨタヴェルブリッツに加入すると、1か月後には同チームの監督に就任したばかりのジェイク・ホワイト監督(3年間務める)からキャプテンに指名されます。
ジェイク・ホワイト監督は、ヘッドコーチとして2007年W杯南アフリカ大会で南アフリカ代表を12年ぶりの優勝に導きました。
そんなジェイク・ホワイト監督から選手としてのポテンシャルの高さやリーダーの資質を高く評価されたのです。
同年11月4日に行われたオーストラリアとのテストマッチに先発出場。
日本代表として初キャップを獲得し、初トライも決めました。
同年12月にはスーパーラグビー(ラグビーの国際リーグ)の日本チーム『サンウルブズ』のメンバーにも選出され、ラグビーW杯2019・日本大会の日本代表強化選手として、国際舞台での経験を積みました。
ラグビーW杯2019日本大会での活躍!ジャッカルと言えば姫野和樹選手
ラグビーW杯2019・日本大会でW杯初出場を果たした姫野選手は、ジャッカルを武器に躍動します。
ナンバーエイトとして出場し、当時世界ランキング2位のアイルランド戦などでジャッカルを決めてチームの窮地を救い、日本代表史上初のW杯ベスト8に貢献しました。
ベスト4が出揃ったタイミングで、ラグビーの強豪国ウェールズのメディア『ウェールズオンライン』が準決勝進出を逃したのも関わらず、姫野選手を大会MVP候補に挙げました。
候補者として姫野選手の名前が挙がり、その活躍が世界でも評価されたのです。
W杯日本大会後から現在まで
2021年、スーパーラグビーのチームである『ハイランダーズ』に期限付き移籍しました。
ハイランダーズはニュージーランドを拠点としており、2015年にジェイミー・ジョセフ現日本代表ヘッドコーチが、HCとして同チームを優勝に導いています。
下記X(旧Twitter)は、姫野選手がハカを披露している映像を紹介しています。
GOOSEBUMPS! @Highlanders set the tone for the final with their haka Hautoa Kia Toa.
— Super Rugby NZ (@SuperRugbyNZ) June 19, 2021
Watch the final live now on @skysportnz.#BLUvHIG pic.twitter.com/M7BSuUDhz4
※映像では分かりづらいですが、姫野選手は2列目の一番奥。
姫野選手は優勝を決める試合で、ジャッカルを決めるなど活躍しました。
この年優勝は逃しましたが、姫野選手はハードワークが評価されて新人王を受賞しています。
一方で、2022年4月30日の国内リーグ・リーグワンの試合では、ジャッカルを決めた直後に左脚上部の大殿筋の腱が切れる大けがに見舞われました。
リハビリに専念し、復帰には約半年要しました。
また、2023年1月のリーグワンでの試合で左ふくらはぎを痛めて途中退場しています。
それでもリーグワン2022-2023シーズンも活躍し、NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23アワード・ ベスト15 に選出されました。
2023年7月15日に行われたオールブラックスXV戦で初めて日本代表の主将となり、ラグビーW杯フランス大会でも主将を務めます。
現在も姫野和樹選手のジャッカルは健在
- ジャッカルとはどんな技なのか?
- W杯フランス大会でも姫野選手のジャッカルは日本の窮地を救えるか
ジャッカルとはどんな技なのか?
姫野選手の代名詞『ジャッカル』とは、タックルで倒れた相手選手からボールを奪う技のことです。
ジャッカルという名前は、この技が得意だった元オーストラリア代表のジョージ・スミス選手のあだ名がジャッカルであったことが由来と言われています。
密集した中から相手ボールを奪い取る姿が猛獣のジャッカルに見えたことから、スミス選手のあだ名になったそうです。
W杯フランス大会でも姫野選手のジャッカルは日本の窮地を救えるか
姫野選手のジャッカルは現在も健在です。
リーグワン2022-2023シーズンも姫野選手のジャッカルでファンを魅了し、シーズン終了後にベスト15に選出されました。
前回のW杯日本大会では、幾度となく日本の窮地を救ったジャッカルだけに、フランス大会でも注目が集まります。
しかし、上述のように2022年に左脚上部の大殿筋の腱が切れ、2023年には左ふくらはぎの負傷などケガに見舞われており、コンディションが心配されます。
W杯フランス大会は主将を務める姫野選手。
初戦のチリ戦はケガの影響で欠場となりました。
万全の状態で試合に臨み、W杯で再びジャッカルを決めて、世界のラグビーファンを魅了してほしいところです。
総括:日本代表主将を務める姫野和樹選手の現在
- 中学1年生でラグビーを始め、本気禁止が言い渡されるほどの身体能力の持ち主だった
- 高校時代に花園へ2回出場
- 帝京大学で大きなケガを負い、試合に出られない日々が続く
- トヨタヴェルブリッツに加入して1か月でキャプテンに就任
- 日本代表デビューし、2019年W杯日本大会でジャッカルが代名詞に
- ハイランダーズに加入し、新人王獲得
- 国内リーグ2022-2023シーズンはベスト15に選出される
- 直近2年間はケガに見舞われており、状態面が懸念される
- 2023年W杯フランス大会は主将を務める